施設の紹介 南砺市土地改良区

令和4年2月1日、富山県知事より認可書の交付を受け、南砺市土地改良区が発足しました。

南砺市土地改良区

施設の個所・総延長

用水路
パイプライン
農道
ため池

などの説明資料が入ります

主要施設

桜ヶ池

桜ヶ池

○所在地  富山県南砺市立野原東
○型式   遮水ゾーン型アースフィル
○貯水量  1,450,000m3
○堤高   27.48m
○堤長   432m
○満水面積 16.8ha
○受益面積 520ha(832ha)
○集水面積 直接 65ha 間接 1,030ha

 山田川は、袴腰山麓の水源涵養林により保水された水を水源とし、流域の水田を潤し人々の暮らしを支えています。先人によって桜ヶ池に水を貯め、水量が少ない夏場等には水田のかんがい用水として山田川に放水することによって、干ばつに遭うことなく豊かな農業生産に貢献しています。
 ため池が完成するまでは、山田川沿岸の水田は、山田川からの20余ヶ所の用水取り入れ口とポンプ70余台で地下水をくみ上げて用水源としていましたが,毎年夏場には深刻な水不足に悩まされていました。
 この窮状対策として、北山田村の井口仁志を中心とする地域農民が、山田川より引水し陸軍の立野原演習場内にある西原谷にため池を建設し、再び山田川へ導水する計画を陸軍に嘆願しました。当時ここは権威ある陸軍演習場の要に位置しており、計画は不可能と思われましたが、用水不足の現状を地域農民が切々と訴える中、昭和14年再び大干ばつが流域を襲いました。陸軍は食糧生産のためにため池建設を許可しました。
 昭和16年(1941年)ため池建設が県営事業として始まりました。工事は人力を主体とするものでしたが、戦時中の兵役による人で不足と陸軍の実弾演習で工事は遅々として進まず難航を極めましたが、昭和24年水害工事に使用されていたブルドーザ等の大型土木機械を駆使することにより、昭和28年(1953年)、13年の年月をかけた農業用ため池が完成しました。

柴田屋上津取水堰

柴田屋上津取水堰

平成30年に改修された柴田屋上津取水堰

○ 鋼製油圧起伏ゲート純径間 19.5m
○ 扉高 1.4m × 2門

ファームポンド、パイプライン

ファームポンド、パイプライン

 南砺市土地改良区には、911haのパイプラインによる灌漑用水が整備されております。
 これは、自然の高低差を利用し、高台にファームポンド(コンクリートの人工ため池)を建設し、夜間に水を貯めパイプラインを道路に埋設し、給水栓からほ場に短時間に水を給水し、水管理を省力化する施設です。
 また、農業用水のほかに防災用の水利も担っています。

南砺市土地改良区
〒939-1865
富山県南砺市城端4316-1
南砺市起業家支援センター2階
TEL : 0763-62-8666、8667
お問い合わせ
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